睡眠導入剤の正しい使い方

睡眠導入剤はなかなか寝付けない時などに用いる治療薬となっています。しかし、正しく使わないと身体がダルイなどの薬の作用が残ってしまったりするので注意が必要です。こちらでは睡眠導入剤の正しい使い方を伝えていきます。

睡眠導入剤の使い方

一般人の約1割から3割の人が睡眠障害に悩んでいると言われています。
睡眠障害には、寝付くまでに2時間以上かかる入眠障害、いったん寝付いても夜中に2回以上目が覚める中間覚醒、朝起きた時にぐっすり眠った感じがしない熟眠障害、朝いつもより2時間以上早く目が覚める早朝覚醒と、4つのタイプがあります。
これらが1週間に2回以上あり、それが1ヶ月以上続き苦痛に感じる場合、不眠によって日常生活や仕事に支障を来たしている場合は、治療を考える必要があります。
睡眠剤は、医療現場ではもっぱら「みんざい」と呼ばれていますが、睡眠障害のタイプにあわせて色々な種類があります。

半減期が2時間程度のものから、26時間や36時間といったものまであり、半減期の長短によって、超短時間作用型、短時間型、中時間作用型、長時間型と分けています。
睡眠導入剤としてよく使われるロゼレムやマイスリー、ハルシオンは半減期が2~3時間で超短時間型や短時間型です。
入眠困難な人は、このいずれかを就寝する15分から30分前に服用します。
睡眠薬を使用するときに、注意が必要な人がいます。

慢性呼吸障害のある人、肝障害のある人、腎障害がある人、せん妄のある人は、必ず医師の管理下で副作用のチェックをしつつ慎重に使わなければいけません。

慢性呼吸器疾患のある人は、マイスリーを5mgで処方することが多いです。
肝障害の人にはマイスリーではなくハルシオンを使うのが一般的です。
腎障害のある人は半分量から開始します。

また、睡眠導入剤をはじめとした睡眠剤を服用する時は、アルコールの摂取は禁忌です。
お酒を飲んで、その数時間後に睡眠導入時や睡眠薬を服用すると作用が増強しますので、非常に危険です。
このような作用を利用した殺人事件があったことは、記憶にある人もいるでしょう。

また、バレリアナ(別名カノコ草、バレリアン)、メラトニン、セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)、ガバガバなどの睡眠を促すサプリメントとの併用も、作用が増強するので危険です。
睡眠導入剤をはじめとする睡眠剤を使用する時は、必ず医師に相談の上で、使用法や用量を守って服用しましょう。

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